こんにちは!リアルサービスの広報担当です。
中古物件の購入で、住宅ローンを使うことはできますか?というお尋ねをいただくことがあります。
結論から言えばできますが、条件が新築物件購入時と大幅に変わる可能性があるので気をつけましょう。
中古物件を購入する場合、新築物件を購入するよりも住宅ローンの審査が通りにくいという話を聞くことがあります。
これは、担保となる中古物件の価値が、新築よりも低いため。
担保物件の評価が低ければ、それだけ融資額も低くなるため、利用しづらくなるのです。
築年数の長い物件ほど評価が下がってしまいます。
築浅の物件であれば、きれいにリフォームをして売り出すことで、ほぼ新築に近い価格を付けられる場合もありますが、古い家は性能や耐震性の面で劣るため、フルローンを組める可能性は、新築に比べて低くなります。
ここで覚えておきたいのは、リフォーム費用を住宅ローンの一部として借り入れることができる「リフォーム資金対応」住宅ローン。
返済期間が最高35年間のリフォームローンも商品としてあります。
2023年までに中古物件を購入する予定なら、住宅ローン減税の活用も視野に入れて考えておきたいところです。
住宅ローン減税は適用を受けるための条件があります。
専門でなければ判断ができない項目も含まれますので、あらかじめ不動産会社に減税を活用したい旨を伝えて、条件を満たす物件を紹介してもらうと安心ではないでしょうか。
1・自ら居住する物件であること
2・床面積が40㎡以上であること
3・耐震性能について、定められた基準を満たしていること
4・10年以上の返済期間があること
5・年収の上限は3,000万円
6・居住した年の前後2年間に、指定された特定の制度との併用がないこと
日本は今、国を上げてカーボンニュートラルを目標に掲げ、エネルギー効率の良い建物の建築を強く推奨しています。
その点で、新築に比べ中古物件は住宅ローンの利用に対して不利になることを頭に入れて、審査の申請が可能になる物件を探してみてはいかがでしょうか?