こんにちは!リアルサービスの広報担当です。
前回(3月15日)掲載のブログでは、「ペアローン」についてご説明しました。
本日は、ペアローンとの違いが分かりづらい「収入合算」がどんなものなのか、 紹介したいと思います。
一番大きな違いは、収入合算で住宅ローンを利用する場合、主たる契約者(申込人)の収入に、親族の収入を合算する形になる点です。
主たる契約者が2人いるペアローンとは異なり、金利も諸費用も1契約のみに発生します。
また、ローンを組める相手との関係性にも、ペアローンとの違いがあります。
収入合算の場合:申込人の配偶者か親子、義父母、もしくは子の配偶者であること
ペアローンの場合:夫婦、親子、同性パートナーなど(家族1親等まで)
どちらも似た印象が強い収入合算とペアローンですが、互いの収入のバランスでメリットが変わります。
共働きで互いに同程度の収入があれば、ペアローンで2本の契約に対して住宅ローン控除を適用する方法がおすすめです。
そうでなく、片方が収入の多くを担っている場合は、収入合算で住宅ローンを1本化した方が良いでしょう。
ただし、片方が被扶養者となっている場合は、1人の収入のみで申し込みをする単独契約となります。
収入に関する規定は金融機関によって異なっており、「連続した就業経歴が2年以上あり、かつ前年度の税込み年収が200万円以上あること」、などが要件として求められることもあるので、事前に確認しておきましょう。
住宅ローンの種類はさまざまで、要件もそれぞれに細かく決められています。
30年、40年と長期にわたって支払いを続けることになるものですから、ファイナンシャルプランナーなど、お金のプロによく相談して選びましょう。